Ado「うっせぇわ」を聴いて

流行ってますね。

非常に印象的なメロディラインに心地よいビートです。

歌詞も言いたくても言えない内面の闇を吐き出すような歌詞ですよね。

でも、面白いと思うのはステレオタイプを否定した歌詞でありながら、化石的なステレオタイプを出してきているあたりが面白い。

今時、「コップがからになったらすぐつげ」とか「焼き鳥をすぐ串から外せ」など言うヤツはいないし、そんな奴がいる会社だったら黙って働いてないですぐ辞めるのが今の若者。

本当の自分を隠して、いい子ちゃんでいるって生き方を選択する方が珍しくね?って思うのだがどうなのよ?

想像以上にドライなので、人の顔色窺って生きてるやつの方がすくねーな。って意味では旧世代ステレオタイプを歌っていて、これを聴いたティーンズが社会人になるってことは、数年後には、コップが空になったらすぐつがなきゃいけなくて、焼き鳥出てきたらすぐ串から外すのが社会の常識と信じてしてくれる子たちが増えるってことだな。おもれ。

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